「200 Fragments」 吉田真也 × 吉田渚生 写真展

吉田真也×吉田渚生 写真展
200 Fragments
2025年11月21日(金)~12月7日(日)
11:00~18:30 ※会期中12/1(月)のみ休廊,最終日は17時閉場
40代のプロカメラマン・吉田真也、20代のビデオグラファー・吉田渚生による、2度目の写真展を開催いたします。
愛媛を拠点に活動する真也氏は地元・愛媛で、また、東京での活動を模索する渚生氏は東京で、それぞれの地におけるイメージや記憶の断片(Fragments)を撮り下ろしました。
撮影テーマはあえて設定せず、何を撮るかは2人の感性に委ねました。
ただ1つだけ設けたルールが、シャッターを切る回数の制限です。
デジタル撮影が主流の現代では、何百枚もの写真を撮影し、その中から良いものを選ぶのが一般的ですが、あえて回数を限定することで、「本当に撮りたいもの」「撮るべきもの」がより明確になると考えました。
展覧会タイトル「200 Fragments」の“200”とは、2人が切ったシャッターの総数であり、同時に今展で発表される写真の数を意味しています。
企画の打ち合わせから約半年後、2人から見せられた写真は、私の想像とは大きく違っていました。
「おそらく、こんなテーマで撮るだろう」と思い描いていた私の予想を裏切り、そこには2人それぞれの“今”のリアルが写し出されていました。
地方都市から若者が流出して久しい昨今。
美しい海と山に囲まれた愛媛も例外ではなく、他の地方都市と同様に若者の減少が続いています。
愛媛で家庭を築き、地に根を張って生きる真也氏と、自身の将来や活動の場を模索する渚生氏。
2人のリアルを写した写真を通して、地方で生きること、都会で生きること、現役世代の葛藤、そして“幸せ”の価値観について、改めて考えるきっかけとなれば幸いです。

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