草間彌生 「靴」

愛媛県松山市現代アートギャラリーアートライド

<草間彌生と作品について>
日本が誇る世界的アーティスト、草間彌生。95歳の現在も世界各地で回顧展が行われるなど、その人気は全く衰えていません。2023年は10年ぶりとなるルイ・ヴィトンとのコラボでも話題となりました。現在、京セラ美術館にて大規模版画展「草間彌生 版画の世界 ー反復と増殖ー」が開催中。
「靴」は1984年の作品で、同じ絵柄で黄・緑・赤の3色がそれぞれ30部ずつ制作されました。この作品が制作された頃の草間は、NYで「ハプニングの女王」と呼ばれ活躍していた時代と異なり、小説を発表するなど芸術について模索する転換期でした。モチーフである靴(ハイヒール)は、草間にとって女性の自立の象徴であり、まさに当時の草間が望んだものであったろうと思われます。

< 作品サイズ >    31.2×40.7㎝
< 額サイズ >     53.5×61.5㎝
< 技法 >       リトグラフ
< エディション >   ed.30
< 制作年 >      1984
< サイン >      有
< コンディション >  良好

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