杉本博司　「Farnsworth House」

＜杉本博司と作品について＞
杉本博司の「Farnsworth House」は、20世紀モダニズム建築の象徴的な住宅を被写体とした、彼の代表的なシリーズ《Architecture》の中の1点です。このシリーズでは、撮影対象である建築物を超長時間露光で撮影することで建物の「時間」を写真の中に閉じ込め、「人類の理性と理念が結晶した建築物」を時間と光の中で再解釈しようとしています。この作品は、写真表現を通じて建築の本質と時間の概念に迫るものとして国際的に高く評価されています。
＜ファンズワース邸＞ミース・ファン・デル・ローエによって設計された近代建築の代表作。ミニマリズムの象徴的な住宅建築と位置付けられています。

＜ 作品サイズ ＞　　　　50.8×61㎝
＜ 額サイズ ＞　　　　　72×85.6㎝
＜ 技法 ＞　　　　　　　ゼラチンシルバープリント
＜ エディション ＞　　　ed.25
＜ 制作年 ＞　　　　　　2001
＜ コンディション ＞　　良好
＜ 備考＞　　　　　　　裏面にギャラリー小柳のシール有　

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